インツァーン
昨日は物産のインターンに行ってきた。
ワンデイインターンということで一日だけだった。
というか、昼飯もつかない半日だけのものだった。
場所は大手町。
地下鉄の駅から地下で直接会社の入り口に繋がっている、ということにまず驚いた。
入って警備員から入社パスを貰う。
そして12階の会議室前に行き、プリントした予約表を見せて中に案内される。
9時半開始で9時ごろ到着したら、既に多くの人が席についていた。
席は各々テーブルごとに分かれ、6人一組となるようになっていた。
少し時間が経ち、うちの班も全員揃った。
男4、女2という割合で、それはどこも同じだった。
まず自己紹介しよう、ということになり、自己紹介していった。
東大の院生が2人で、九州工業大が1人、女2人は立命館と中央だった。
女は美人率が高かった。
いいねw
そして、遠方から来ている人がいるとは驚いた。
そして、9時半になると社員が部屋の正面のモニターの前にたち、この日やることを発表した。
やることはゲームだった。
物産は言わずもがなの商社であるが、その商社とは一体何をするところなのだろ、それをわかっていただく、というコンセプトのもとのゲームだという。
簡単にいうと、今回は小麦をもとにしたゲームで、買い入れ先と売りいれ先、保険、物流、投資事業の各々のカードが配られる。
カードはそれぞれ何種類もあった。
例えば買い入れ先は、オーストラリアの〜農場やアメリカの〜農場で、品質、安全性、調達費、遺伝子組み換えか否か、そしてどのような小麦を扱っているか(例えば硬質か中質か軟質か、デュラムか)という基準がある。
そして、売りいれ先には、その基準に達しているかどうか、例えば達していなかったら売却費が10%ダウンだとかその反対もあったり、遺伝子組み換え拒否のところもあったりする。
また、保険とは、最終決算の時に必ず事故が確率により発生することになっている。
例えば、水質汚染や戦争、大地震、海賊に襲われたり、ということを社員がサイコロによって発生するかどうかを決め、保険に入っていれば、よしんば発生したとしても難を逃れるということだ。
しかし、これも加入すればコストになる。
物流とは、例えば、南米で調達して、アジアで売りさばこうと思ったら、そのための輸送を担う業者のことで、これもコストがかかる。
これにも条件があり、安いところは品質が下がってしまったりして悩みどころだ。
投資事業というのは、現地で小麦に関係するなにかに投資することにより、より利益を大きくすることだが、これはまるっきり確率の問題だった。
サイコロがはじめから用意されているので、それを最後に全員で振って判断する。
投資が成功すると、品質がアップしたりした。
ゲームの目的はもちろん利益の最大化で、各班ごとのグループワークで対抗戦という形だった。
ゲームが開始すると、誰も仕切ろうとする人がいなかった。
ということでは始まらないので業を煮やした東大の院生が渋々といった感じでまとめようとしてくれてよかった。
それぞれ役割分担を相談し、開始した。
時間は20分しかなく、組み合わせが大きすぎてわからないのは明白なので、品質、安全性は顧みず、一番安いところで勝負することに決まった。
そういうゲームを2回繰り返し、最後に会社の説明聞いて終わった。
ゲームをやったことにより、会社説明が非常にわかりやすかった。
なかなか有意義な時間を過ごせたと思う。
ただ、惜しむらくはせっかくグループワークをしたのに、番号の交換一つ出来なくて帰ってしまったことだった。
みんなさっさと帰ってしまったのは少々もったいないな、と思った。
これは次の課題だと思った。