The following takes place between 1p.m.and 2.30p.m
今年最後の大隈塾。
彼に叱られました。
ドリームインキュベータ社長の堀紘一さんです。
授業10分後くらいに入室。
一番前の席があいている。
どこも席は埋まっていた。
運がいいやと思い座った。
目の前に田原さん、隣に堀さん。
堀さんの話中だった。
いきなり
「お前。名前はなんだ。」
と聞かれた。
答えると、
「お前はなんで遅れた。」
「電車に乗り遅れまして。」
「そんなのもっと早いのに乗ればいいじゃないか。お前はいつも遅刻をしているんだろ?」
「はい。すいません。」
「遅刻で一番迷惑するのは先生ではなくて生徒のほうなんだ。授業の内容が遅刻者のせいで減ってしまうだろ」
もっともです。
その後も結構彼に遅刻のことで絡まれました。
もう遅刻はしない。と決心しました。
で、彼が言いたかったのは人と違うことをやれ、ということ。
学生から質問があった。
「堀さんは人と違うようにするために何をされているんですか?」
「私は常に自分がなにをやっているかを確認しています。人と同じことをしているんじゃないか、と常に確認することをやってます。」
彼は他人との差別化を徹底的に図ることが成功の秘訣だと言います。
あと、彼はホンダに頼まれたそうです。何を頼まれたかと言うとトヨタは何をしているか、調べて来い、ということ。彼はがっかりしたと言いました。しかし、
「トヨタがやってないことをやるためです。同じことをやってもしょうがないですから。」
と言われ感心したそうです。