初任給

http://www.waseda.jp/open/attention/ookuma/ookuma_curriculum_2006.html
来週の月曜日には農民の菅野さんの講演があります。
一般参加者は別室15−201での聴講になりますが、去年僕はこの人の授業を聞いてとても感動しました。
力をもらいました。
人間のパワーというか、人から発せられる力というのは実際に感じられるものなんだ、と実感しました。
あと、後のほうではフルキャストの平野さんや松井証券の松井さん、ドリームインキュベータ堀さんもとても素晴らしい人です。

で、初任給ということなんですが、四季報に書いてあるんですが、これがなかなか面白いんですよ。

まず、証券会社は意外と低く、
松井証券22.0万
いちよし証券18.2万
高木証券20.5万
SMBCフレンド証券20.5万
三菱UFJ証券20.0万
大和証券グループ17.8万
日興コーディアルグループが高く、28.5万
マネックスと、イートレードは載ってませんでした。

日本の要、電気機器産業はどうか。
ソニー20.3万
NEC20.1万
富士通20.1万
松下20.1万
シャープ20.1万
TDK20.4万
三洋20.1万
ケンウッド20.1万
イオニア20.1万
日本ビクター20.1万
マブチモーター20.1万
三菱20.1万
東芝20.1万
日立20.1万

低いですね。

銀行行きますか。
みずほ17.4万
りそな17.4万
新生17.4万
その他ほとんどの銀行が17万円台です。
価格カルテルですか?w
思わず目を疑いました。
まるで従業員を馬鹿にした金額ですね。
日本でトップに入る時価総額をもつ企業の初任給がこれですか。

では、車はどうか。

トヨタ20.0万
日産20.0万
いすゞ20.0万
三菱19.0万
マツダ20.0万
ホンダ20.7万
スズキ20.0万
低い。
魅力を感じられません。

他には
伊藤忠19.4万
日清食品21.0万
電通24.0万
フジテレビ24.6万
損保ジャパン20.3万
などです。
だいたい大企業の間では相場というのは決まっているようですね。

しかし、ベンチャー企業というのはなかなか激しいですよ。

テイクアンドギヴニーズ22.0万
ドリームインキュベータ年俸500万
DeNA26.5万
ワタミ19.0万
フルキャスト22.0万
インテリジェンス25.0万
楽天22.0万
ドリコム25.0万
インボイス21.0万
ACCESS20.1万
レックスホールディングス21.7万


で、ここからが高いんですよ。
サイバード29.5万

サイボウズ30.0万

サイバーエージェント34.0万

どうやらサイバー系は高いようですが、なんと藤田晋率いるサイバーエージェントは銀行の2倍ですよ。

思うに外国はどうか知りませんが、日本は優秀な人が大企業に入りたがります。
だから大企業も初任給を上げなくとも優秀な人が確保できるため、安いままです。
ひどいところなんか15万のところがありました。
税金やらなにやら、色々天引きされて手元に残るのが10万だとして、部屋代、光熱費、食費払ったら残りませんよ!?

その上毎晩サービス残業させられ、断ると首を切る。
まったくひどいものです。

しかし、採用に力を入れているところは初任給はものすごく高いのも事実。
こういうところに入社したい!!!

で、今日はその藤田晋さん来ます。
かなり緊張してきた。