不過去問
昨日、塾で不正競争防止法の過去問をやりました。
H18年の第1問です。
平成18年問題[ 01 ]
甲田三郎は、個人で美容院を営む美容師である。甲田は、いわゆるカリスマ美容師で、需要層である女性の間では、全国的に、甲田三郎の名を知らない者はいないといわれるほどであり、彼女たちには「ダンディ甲田」とも呼ばれているし、甲田三郎も彼の美容院に「ダンディ甲田の店」と記した看板を掲げている。また、甲田が得意とする巧妙なヘアカットの手法は、従来から存在するものではあるが、近年では、世間で「甲田カット」と呼ばれるようになった。不正競争防止法上の不正競争に関し、次のうち、最も適切なものは、どれか。
1 乙川三郎という名前の美容師が、「ヘアサロン三郎」という名称で美容院を開業して営むことは、不正競争となる。
2 市販されているビデオテープや雑誌を見て甲田カットを習得した美容師が、彼の営む美容院において「甲田カットできます。」と書いた貼り紙を掲示することは、不正競争となる。
3 甲田三郎がベルトに数多くのフックを縫いつけて、くし、ブラシ、ハサミ、ペンシルなどをぶらさげているのに目をつけた服飾メーカーが、数多くのフックを縫いつけたベルトを売り出すことは、不正競争となる。
4 甲田三郎のもとで修行したことのある美容師が、彼が開業した美容院のチラシに「甲田三郎のもとで修行したことがある。」と表示することは、不正競争となる。
5 化粧品メーカーが、甲田三郎の同意を得ることなしに、女性向けのヘアスプレーに「Saburo Koda」という商品名を付けて販売することは、不正競争となる。
答えは5番です。
ダンディ甲田といえばこの人を思い出します。
そう、「成り上がれ」の甲田英司。
この、甲田英司の番組に出ているのが、エスラグジュール株式会社の与沢翼社長。
以前、一回彼が創業する前に会ったことがあります。
その人が下のURLの番組に出ています。
http://www.odoroku.tv/vod/000000683/index.html
この人の何がすごいって、高校を3日で退学したことです。
退学後、暴走族に入ったり、バイトに明け暮れたり。
そして、セルシオに憧れ、700万円を貯めて本当に買ってしまう。
さらに、19歳の時、代ゼミに通い出します。
最初はアルファベットからの学習だったそうです。
1年間勉強して早稲田に入ります。
そして、弁護士を目指し伊藤塾に通います。
3年の時、ベンチャー企業に憧れ、自身が好きなアパレル産業にて起業を志します。
そして、今年創業した、ということです。
以下、彼のブログです。
http://ameblo.jp/tsubasa-venture/archive2-200601.html
1月9日の日記でこれまでの生い立ちが書いてあります。