あなたの人生お運びします
引越し作業で荷物を整理していると色々なものが出てきます。
その最たるものがファミコンでした。
「ロックマン5」やら「ドラクエ4」「ファミコンジャンプ」「FF3」「テトリス」「ドクターマリオ」などなど。
懐かしすぎて感慨に浸りました。
このゲームソフトの著作権というのは結構特徴があるんです。
映画の著作権はとても強いもので、著作者が他人に販売しても、その人が中古としてさらに売るためには、著作者の許諾がいります。
何人にわたっても、許諾がいるそうです。
これを頒布権といいます。
頒布権=譲渡権+貸与権+不消尽ということです。
これはハリウッド映画など、莫大な費用がかかるため、こうなるのだそうです。
このため、RPGなど、物語性があるゲームソフトはアニメーション映画と同じなんじゃないか、ということで、映画と同じだと思われていました。
しかし、判例「中古ゲームソフト事件」で超ウルトラCの判決が出たと習いました。
それは、映画の著作権には頒布権があるが、消尽する。
即ち、中古が認められる、ということなんですよ。
どれか、ロックマン5あたりのソフトの写真を載せたいと思ったんですが、展示権(25条)の侵害になるらしいので思いとどまりました。
ここにありますのでリンク貼っておきます。
http://retotic.ocnk.net/product/996