グッドウィル批判

折口最近コムスンの不祥事が報道されてから、グッドウィル批判がもの凄い。

虚偽申請したことは徹底的に糺すべきです。

どんどん追求しなければなりません。

しかし、昨日今日のニュースでは、折口会長自身も批判されている。

これとかhttp://d.hatena.ne.jp/kaizokurufi/20070607

非常に馬鹿げたものだと思います。



ニュースの内容を見ると、

『ディスコ王』
『金儲け主義』
などなど。

これらはなんともいかがわしいイメージを惹起させますが、なぜ、これをわざわざ報道する必要があるのか理解に苦しみます。
これを一面で報じるならば、彼の生活保護を受けた子供時代も報道すべきでしょう。




彼の著書を読めばわかりますが、折口雅博会長は非常に貧しい少年期をすごした後、防衛大学校を卒業後、日商岩井(現双日)に入社、ジュリアナ東京を仕掛けます。
彼は男ばっかりの学生時代でしたが、要は祭だ、ということでディスコブームを成功させたのです。
他の業者がディスコを開業しても失敗していたのは、これに気がつかなかったからです。
誰もいない会場だと、「おや?寂しいな」と思い、人は集まりません。
しかし、彼は人を最初から大勢動員して、会場を祭みたいな状態にすることで新たに来る人は、「よし、行ってみよう」となるのです。
彼はそれに気がつき、成功させました。

しかし、仲間を信頼していたため、特別な契約を結んでおらず、裏切られ追い出されます。

ほとんとお金がなくなっても、なんとか資金を集め、ヴェルファーレを成功させます。

そして幼少期からの想い『でっかいことをしよう!』を成し遂げるため、グッドウィルグループを設立。

グッドウィルグループが軌道に乗ると、父親の老人介護を通じて、介護の重要性に気がつきます。

さらに介護は十分儲かることにも気がつき、介護事業にも乗り出します。


ここで、介護は儲かる、ということも悪いイメージとして報道されていました。

だったら、儲からない仕事をやっているのが正しいのだろうか、という話になります。

こんなことをする経営者がいたら、株主が許しませんよ。

会社はボランティアじゃありません。

利益にならないことをやって損失を垂れ流すなら、株主代表訴訟で訴えられますよ。

非常に馬鹿げている。

儲かるから仕事にする、これ常識ですね。


さらに、彼の私生活まで追及します。

彼は高級車をたくさん持っています。

それをあたかも『金の亡者』みたいに報道する。

しかし、それは彼が自らの努力で手に入れた財産です。

まさみ妬みの極致。

出る杭が打たれています。

社会主義精神丸出しです。





で、これを報道している彼らの年収は1000万以上。