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南部社長は大学生の時は理系だった。
父親が理系だったからだが、自分は実験などは退屈で全然向いていなかった。
就職活動も全然だめだった。
4年の10月にパート・アルバイトの給料格差を知り、これを改善したいと思い、
父親に、
「ボランティアをやりたい」
と言った。
しかし、父親は、
「株式会社を作れ!稼ぐことを覚えろ!」
と言った。
12月に父親に言われた。
父親「萩に行け!」
そして彼は萩に行った。
萩に吉田松陰の墓を見に行き、松陰の家にも行き、掛け軸を見た。
そこには、
「迷ったらやる」
というようなことが書いてあった。
彼は一度切りの人生だからということで、やることを決意、パソナを創業したのだった。
漫才師みたいな口調で引き込まれてしまい、非常に面白かった。