私末永が末長く
昨日は荒川土手に走りに行こうとする矢先、見知った顔とすれ違う。
声をかける。
「君、徳富君だよね?」
「はい」
と、徳富君だったw
徳富君とは、小学校が同じだった人です。
料理の鉄人が流行った時代だったから、周徳富とか言われてたな。
彼は非常に受身で、というか自分からはほとんど話しかけず、休み時間も自分の席からは立とうとしない人だった。
同じクラスで結構おせっかいやきだった俺は、彼に何度も話しかけたものだった。
しかし、俺を覚えているか、という質問には要領を得なかった。
少し話しているうちに、どうやらこの人が弟だったことが判明。
前より少しだけスリムになっていたため判別できなかった。
弟は、どうやら学校らしい。
中央法らしい。
兄貴について聞いた。
「東邦大医学部です」
医者になるんか。
人とのコミュニケーションが不得手だった彼がちゃんと診察できるのかどうか、いささか不安だが、経験を積んでいって成長して欲しい。