逆の立場 になったらすぐさま側まで駆けつけると誓った

こんなメールが来た。






個人情報の流出に関するお詫びとお知らせ【重要】

2008年12月4日
早稲田大学


  個人情報の流出に関するお詫びとお知らせ


 早稲田大学では、大学に寄せられたハラスメント全般に関する質問・相談
情報等の受付リストの一部が流出したことを確認いたしました。このような
事態を招き、関係者の皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけしたことにつき
まして、深くお詫び申し上げます。
 ハラスメント防止委員会および同委員会相談受付における情報管理に関し
ては、個人情報を取り扱う事ができる者を業務上必要最低限の範囲に限定し
た上で、文書における匿名化を進めるなど、守秘義務を厳密に確保した情報
管理体制をとってまいりました。
 しかし、特定職員のルール違反による行動により、情報の秘匿性を前提に
ご相談いただいた皆様の信頼を裏切ることとなり、誠に申し訳ございません。
流出した情報の件数や項目について特定できましたので、お知らせいたしま
す。

個人情報流出の経緯
 2008年7月、今回流出した情報の取り扱いを許可された嘱託職員が整
理作業を進めるために、本学において個人情報の持ち出しが禁止されている
にもかかわらず、データを自宅に持ち帰りました。同年11月に、その作業
中のファイルが学外のウィルスに感染したPCからファイル交換ソフトを介
して流出したと考えられます。

流出した情報の範囲
内容:1999年4月〜2007年5月の間に、大学に寄せられたハラスメ
   ント全般に関する質問・相談情報等の受付リストの一部
件数:719件
項目:「通し番号」、「相談年月日」、「申立人氏名(性別・所属)」、
   「ハラスメントの分類(セクハラ、アカハラパワハラ、ストーカー、
   その他等)」、「相手方氏名(性別・所属)」、「相談方法」、「対応
   (電話相談、面談、苦情処理等)」、「申し込み経路/来室契機」等
  ※リストには相談内容の詳細など事案の具体的な記載はありません。また、
   分類は受付時に付したものであり、必ずしも分類の区分に応じた事実の
   有無が確認されたことを意味するものではありません。
  ※流出した情報内容の詳細や真偽に関するお問い合わせにつきましては、
   個人情報保護の観点から、ご本人であることの確認を経ない限り、回答
   を控えさせていただいております。

ご迷惑をお掛けした関係者の皆様への対応等
 ご相談いただいた皆様の人権保護などに配慮しながら、個別にご連絡を差し
上げたうえで、お詫びと事情説明を行ってまいりますが、遺憾ながら、現時点
でご連絡先を確認できない方もいらっしゃいます。
 そこで、この度、ご迷惑をお掛けした関係者の皆様のために本件に関する「お
問い合わせ窓口」を設置し、必要に応じて「心の相談窓口」をご案内する体制
を整えました。
 関係者の皆様におかれましては、本件に関するいかなる事柄につきましても、
どうかご遠慮なく、これらの窓口をご利用賜りたく存じます(ただし、個人情
報保護の観点から電話での回答を控えさせていただいている事項もございます
ので、予めご了解賜りたく存じます。)。

【お問い合わせ窓口】
 早稲田大学ハラスメント防止委員会 緊急お問い合わせ窓口
 電話番号:03−5286−1235
 受付時間:9:00〜17:00 月曜日〜土曜日(日曜・祝日は除きます)

再発防止策
 早稲田大学では情報セキュリティへの取り組みとして、「あなたと情報セキ
ュリティ(http://www.waseda.jp/mnc/info-sec/index.html)」と題したリー
フレットを作成し、また、「個人情報の保護に関する規則(http://www.waseda
.jp/kyomubu/new/kitei.html)」を定め、個人情報の取り扱いに関する全学へ
の周知・教育等を実施し、業務用PCについては全台に暗号化ソフトを導入す
るなど、個人情報の保護に努めてまいりました。
 しかし、今回の事態を厳粛に受け止め、再発を防ぐために、リスク管理委員
会の下に委員会を設置し、原因の徹底究明を進め必要な措置を講じてまいりま
す。まず、情報セキュリティに関し、緊急に次の取り組みを行います。
 ●既存のセキュリティ対策に加え、情報の機密レベルに応じたセキュリティ
  対策を強化いたします。
 ●個人情報データの学外持ち出し禁止等を含む、本学関係者への情報セキュ
  リティ教育を見直し、周知・徹底してまいります。
 ●情報(デジタルデータを含む)の取り扱いに関する規定や運用体制等につ
  いて見直しを図ります。

                               以 上



この職員解雇しろお!