The following takes place between 1p.m.and 2.30p.m

授業。
この授業は比較選挙政治という授業で、
イギリス、アメリカ、ドイツ、イタリア、韓国、日本の政治をやる。
この担当の先生はドイツが専門だ。
先の自民党憲法草案で、自衛軍が明記され、軍法会議の創設が明記されたが、ドイツには軍法会議がない。
戦争時に突撃が嫌だからと、軍人が逃げ出したりしたら、国の根本がなくなってしまうので、軍則違反者は最高死刑が科せられる国が多い。
日本も、死刑またはそれに近いものになろうと言われている。
しかし、なぜかドイツにはないらしい。
だからこの先生に聞いてみた。
俺「なんでないんですか?」
先生「ドイツには『軍服を着る市民という考えがあって』…」
ドイツには徴兵制があるが、兵役拒否ができるらしい。
拒否したら福祉施設に強制ボランティアに行かされるらしいが。
で、軍服を着る市民即ち、軍法を採用すると市民という感覚から遊離する、ということを先生は言っていた。
ナチスからの反省らしい。