INFORMATION SECURITY

tudakku2006-03-23

あいにくの空模様。天候は曇り。芝は重。ダートは不良といったところでしょうか。
しかし、勉強するのにまったく関係ありません。


ネットワークの分野も終わり情報セキュリティの分野に入りました。
今、ウィニーのウィルスとかで話題の情報セキュリティです。
情報セキュリティではじめに覚えるのがハッカーとクラッカーの違いについて。


ハッカーとは、もとは一流のコンピュータ技術者のことを指したんですが、その技術を悪用する人という意味で最近は使われるようになりました。


クラッカーとは、コンピュータウィルスをばら撒いたり、システムに不正に侵入したりしてデータを破壊する悪意の人をいいます。


こういう人たちは、サラミプログラムとかトロイの木馬とかの不正プログラムやウィルスを作ったりします。
サラミプログラムとは、銀行口座の利子とかの本来は無視されるような端数を自分の口座に振り込むようにしておくものです。多くの口座からサラミソーセージを薄くきるように、少しずつ奪っていくのでこう呼ばれています。


トロイの木馬とは、トロイの王子がスパルタ王妃を誘拐。スパルタ・アテネなどのギリシャ軍がトロイを攻める。しかし、交通の要所に位置するトロイは金持ちで、最高の守備機能を持つ都市だった。何年かかってもトロイを落とせないギリシャ軍は、そこに大きな木馬だけ残して撤退。その木馬をギリシャ軍の置き土産だと思ったのか、トロイはそれを城内に引き入れる。夜になり、酒宴で酔いつぶれたころに、木馬の中から一斉にギリシャ軍兵士が襲い掛かりトロイ滅ぼした。これが有名な故事ですが、ウィルスのほうは、潜伏型のウィルスで、プログラムの内容をひそかに書き換えて、時期が来るまで潜んでいるウィルスです。


今、シマンテックトレンドマイクロとかのセキュアな企業が羽振りがいいのは、こういうのがはびこっているからですね。