勉強

tudakku2006-11-18

「A whale is no more a fish than a horse is」

そうです、クジラ構文です。

レポートを出した英語の先生はこういった受験で出てくる構文や言い回しが好きなので昔使っていた参考書を出してみてみました。

『代々木ゼミ方式・仲本の英文法倶楽部』です。

河合塾に通っていたですが、その河合の先生が進めてくれたという本です。

他の塾の参考書を薦めるとなるとこれはすごいことだ、と思った買ったらほんとによかった。

とにかくわかりやすいんですよ。

受験が終わった今、ほとんど忘れている英語文法を簡単に思い出すことができました。

本の一節にこういうのがありました。

『高校時代に読み漁っていた文法の参考書にはたしかに次のようなことが書いてあったと思う。
「現在の事実に反する仮定・帰結は過去完了であらわし、過去の事実に反する仮定・帰結は仮定法過去完了であらわす」
いまだにたいていの参考書に見られるこうした説明で完璧にわかったと思える人は、語学の天才かホラ吹きだ。
語学の天才には言語学者への道が残されているが、ホラ吹きは予備校の講師になるしかない(だからなってしまった>わし)。
この説明でわからないのは、なにもアナタのせいではない。
解説する側に、仮定法という日本語にはないシステムを学生に理解させようという気持ちがなにからだ。
だから、この本でやる。日本語では………。』

教科書はもとより、多く出回っている参考書でも理解しにくい本が多いですがこの本はこういう口語体でとても入りやすく解説もわかりやすい。

このクジラ構文をこの著者はこう評しています。

『みなのもの、頭が高い!これがクジラの公式だ!
てなわけで、こーゆー現代英語で日常使われることのほとんどない構文、日本の受験英語の歪みを象徴しているように思える構文をそのままストレートに出題したり、鯨をイルカに、馬を犬に置き換えるだけで出題したりされても困るんだよナ』

日常でこんな回りくどいこと言われたら日本でも引きますね。

というわけで英語でも使われないようです。