勉強 - つだっくの海外ドラマ英語勉強

風邪は大分よくなってきました。

奉仕が必修に組み込まれるということで、奉仕義務化ということなんですが、これで職業意識を高めるそうです。

ゴミ拾ったって職業意識は高まらんでしょうが。

職業意識を高めるなら別に奉仕が必要なわけではないと思うんですがね。

そんなことも考え付かないとは相当な………いや、ここらでやめときましょう。

これは本音は愛国心を高めることだと考えていいでしょう。

しかし、愛国心を高めるためなら一番いいのは兵役ですよ。

古代ローマ人は１７歳以上になると無産市民（プロレターリ）以外は兵役の義務を負いました。

でも、嫌々ではありませんでした。

投票権に代表される市民権が付与されるからです。

プロレターリには兵役という義務がない反面権利もありません。

人々はこぞって、志願して兵役を務めます。

だもんだから当然軍隊のモラールも高いです。

それに拍車をかけたのが、貴族のノーブレス・オブリージュの精神でした。

ギリシャではファランクス、ローマではレギオンと呼ばれる重装歩兵になるには装備は自分で準備するしかなく、上流の市民や貴族しかなれませんでした。

それを用意できない人は軽装歩兵でした。

当時の戦い方は、重装歩兵が先頭にたって戦うので真っ先に死ぬのは貴族や金持ちでした。

高貴なる者の義務ですね。

金持ちが死ぬんだから俺達も、ということで一般市民もやる気が出てきます。

これで挙国一致の体制を作ることができ、ローマ帝国の基礎を成すわけです。

だから、人の上に立つ学校の教師も死ぬ覚悟でやらなければいけないし、その反面給料は莫大なものにしなければいけないということですね。

日本の学校もダメな教師をリストラし、エリート教師を採用すべきですな。