勉強
http://www.asahi.com/national/update/0111/TKY200701110411.html
間違いなく不二家は潰れますね。
だって買いたくありませんもの、あそこの食べ物。
100円挙げるっていわれても食べたくありません。
一族経営の悪い面がフルに出た感じです。
ノーブレス・オブリージュの一かけらもないんでしょうね、彼らには。
だから下に圧力をかけて上だけおいしい思いをする、という印象を受けましたが、まぁ実際もおそらくこんなものでしょう。
不二家は知財とも関わりが深く、あのペコちゃんの人形が立体商標の例としてよく挙げられるんですが、これからはカーネルサンダースがより使われるようになるかもしれません。
あんな、内部告発禁止文書が発見されるようじゃ終わりですよ。
昨日はちょっと条約をやり、ぐっすり昼寝をして読書をしていました。
ローマ史はグラックス兄弟の改革、マリウスとスッラの時代、ポンペイウスの時代を経て、カエサルに入りました。
ポンペイウスが後の最大のライバルとなります。
ポンペイウスは若くしてスキピオ・アフリカヌスに匹敵するほどの並々ならない業績をあげたため、アレクサンダー大王が呼ばれたのと同じ、「大王」即ち「マーニュス」と尊称されます。great、という意味だそうです。
しかし、そんなポンペイウス・マーニュスよりもカエサルが上らしいんです。
ノーベル文学賞を受賞した大歴史家のテオドール・モムゼンは、カエサルを、
「ローマが生んだ唯一の天才」
と呼びます。
イタリアの歴史教科書では、
「指導者に求められる資質は、次の5つである。
知性。説得力。肉体上の耐久力。自己制御の能力。持続する意志。
カエサルだけが、このすべてを持っていた」
としています。
詳しすぎることで有名な山川出版の『詳説世界史研究』でもカエサルは1ページしか扱っていません。
しかし、
『ローマ人の物語Ⅳ ユリウス・カエサル ルビコン以前』
『ローマ人の物語Ⅴ ユリウス・カエサル ルビコン以後』
カエサルだけの2巻併せて1000ページ近く。
読んでいきたいと思います。