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もうすぐテストが始まる。
前期試験の範囲が広いということで小テストを行うらしい、リスクマネジメントと保険(RMと保険)。
故にその復習を行おう。
RMはオーストラリアとイギリスが発達しているらしい。
世界史でやったが、保険はイギリスと。
その植民地だったオーストラリアは影響を受けるのも必然か。
で、そもそもリスクとはなんぞやと。
リスクは、riskは17世紀から使われるようになった。
シェークスピアは使いまくっているらしい。
もとはラテン語のrisicareが語源で、risiは『崖』を意味するギリシャ語からの派生だとか。
risicereでは『岩山の間を航海する』だという。
なるほど。
そっから『危険』だとか『冒険』だとかに行くのもうなずける。
しかし、リスクというのはなにもマイナスだけではない。
リスクがあればリターンがある。
というか、リターンを求めるが故にリスクをとることになる。
だから、17世紀の船長は積荷売買で利益を求める故に、岩山の間を航海するリスクを負うのである。
だから「ピンチはチャンス」、「チャンスはピンチ」とかよく言われる。
では、現代の企業はどうなのか。
企業は常にリスクに晒されている。
そう、企業は利潤を追求するため、即ちリターンを得るため、リスクをとらなくてはいけないのだ。
リスクの特徴は、変化したり、潜んだり、連鎖することである。
例えば、火災…火が移る。株式…株価の連動。
リスクのマネジメントは極めて難しいのである。
では、RMをどう考えていけばいいのか。
RMの考え方→RM=loss(リスク)の最小化+chance(リターン)の最大化
金融リスクというものがある。
これは投機的リスクだという。
また、リスクの90%が戦略リスクで、企業家は大事だと考えている。
伝統的RM=lossの最小化→保険→loss or chance(リスクの最適化)=現代的RM
リスクの情報開示(リスクディスクロージャ)も必要。
第一回目の授業終了。