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第１回目の授業にGMOインターネットの熊谷正寿社長が挨拶に来ました。
「私が本物の経営者を連れてきます」
と言っていました。
今回はグッドウィルの折口雅博会長兼CEO。
とても感動しました。
本を読むのと実際に目の前で話を聞くのではまったく受ける印象の度合いが違います。
折口さんが言っていたことでとても参考になったことはいくつもあったのですが、特にすごいと思ったのは「センターピンを倒せ」ということでした。
ボウリングでは真ん中のピン、即ちセンターピンを倒せば８割くらい倒せますが、正にこれなんです。
本質をつかめということです。
彼はジュリアナ東京を成功させました。
その当時はすでにディスコブームは終わっていたのですが、再び流行らせた。
どうやったのか。
折口さんは「常に当事者意識たれ」と言っています。
例えば、普通客として店に行くと、
「これまずい、もう行かね」とか
「従業員の接客が悪い、もう行かね」
とか思うんですがこの人は違うんです。
「この皿は趣味がいい」とか
「照明が暗い、もう少し明るいほうがいい」とか
自分だったらどうするかを考えるようにしているというのです。
そして、ディスコはどうすればいいのかを考えた。
有名人が来るからいいのか。
いい音が出るからいいのか。
酒が美味しいからなのか。
飯が美味しいからなのか、考えました。
しかし、どれも本質ではない。
客は騒ぎたいんです。
お祭りがしたいんです。
誰もいないディスコなんて面白くありません。
人が大勢いるから面白いんです。
これに気付き大成功したんです。
どうやったのか。
ダイレクトメールです。
○月×日は入場料無料というのを送り、客を呼びます。
これで土日は込むけど月曜日も客が来るという画期的なことにも成功。
普通「ブルーマンデー」と言って月曜なんて疲れてしまい誰もディスコなんてこない、と言われているのですがこの常識を打ち破ったのです。
しかし、裏切られ追い出せれるが、ヴェルファーレを立ち上げ、グッドウィル、コムスンへ。

授業が終わった後、とてもやる気が漲っていました。