business of copyright

今日は株式会社ハンズオン・エンタテインメント | HANDS ON ENTERTAINMENT INCの菊地社長とKOH-TAO オフィシャルサイトの野上社長の飲み会がありました。
この2人は音楽関係の会社の社長で、情報化社会概論という授業のゲストととして教えてくれた人です。
音楽はもちろん無体財産ですから、知的財産です。
著作権に絡みます。
著作権ビジネスについて聞きました。
現在、日本の楽曲の著作権のほとんどを支配しているのが、ジャスラックです。
数年前まで、著作権の管理会社はジャスラック1社のみ許されていたのですが、規制緩和され、他の企業もこの市場に入っていけるようになりました。
しかし、その規制緩和は形だけのものでした。
ジャスラックは昔からの著作権を大量に持っているし、資金力も大きい。
新規参入企業は過去の蓄積も、資金力もそんなにない。
当然、作詞家、作曲家は安定しているジャスラック著作権管理を頼むということです。
手数料が多少高くともジャスラックにせざるをえない。
菊地社長のたとえでは、ジャイアント馬場と受験終わった直後の受験生との戦いだ、と言っていました。
もはやどうしようもない。



しかし、こういう既得権を倒すのが本物のベンチャー企業だと熊谷さんが言っていたのを思い出し、そういうのも面白いと思いました。