Move my heart

心が動くというのはまさにこのことです。
感動しました!


今日はフルキャスト平野岳史社長がきました。
僕は彼の本「満天の星〜フルキャスト物語〜」を読んでから出席したんですが、実際に目の前で話を聞く感動には遠く及びませんでした。
最初の半分は本に書いてあったことだったんですが、残りの半分くらいが社長とはどういうものか、ベンチャー企業を起こすにはどうあるべきか、などの話になりました。
社長の企業理念について話があったんですが、一般に、会社には理念があり、その理念がない会社はうまくいかない、社会のためにという理念が必要、とか言われていますし、色々な社長は同じようなことを言っています。しかし、平野社長は、
「最初はそんなものはなかったんです。金持ちになりたい。いい暮らしがしたい。そんなのばっかりだったんです。しかし、その動機は欲望でもいいんですが、あきらめず、とにかく動くこと、チャレンジすることが大切です。」と言っています。
その通りだと思いました。
これまで、僕は、「世間一般言われている、世のため人のためになりたいという人、会社が成功する、なんて嘘つきだ」と思ってました。
だからこの社長の言うことはとても実感できました。
そしてこう付け加えています。
「でも、今はお金なんて欲しくないと思っています。前より働いています。でもお金に対して執着がないです。フリーターのための学校も開いていますが、あれは儲かってません。でもいいんです。社会のためにやりたいという思いに変わってきました。世のため、社会のためという理念は、あとから変わってきてもいいんです。」
と言っていました。
なるほど、考えは変わるんだな、と思いました。
あと、成功している人の条件として3つ挙げていました。
1、楽観的であること
2、負けず嫌い
3、執念深い
前向きな状態であることが重要だそうです。
こんな実験があったそうです。
アメリカで経営者、政治家など「運がいい人」100人と、事故にあった人など「運が悪い人」100人にラスベガスでカジノをやらせた。すべて運に左右されるゲームのみで実験しました。
結果は次の3つのうちどれかです。
1、「運がいい人」が勝った
2、「運が悪い人が勝った」
3、引き分け










答えは




















3です。
しかし、1の人は負けても「俺は運がいい」と思い込んでいて、そう言って憚らなかったそうです。勝ったときはものすごく喜び、負けても落ち込まない。
逆に、「運が悪い人」は勝っても次は負けるかもと言って全然喜ばない。
そうすると、周りの人は自称「運がいい」という人を運がいいと信じるようになるそうです。
そうすることで周りの人はその人についていきたくなるのです。
その人の魅力に惹きつけられるということです。
ベンチャー企業はお金がなく、とにかく忙しい。
そんな会社で働こうとする従業員のモチベーションを維持させるのは大変だそうです。
そんな社員たちのモチベーションを維持させる最もコストのかからないやり方は、その社長が、上司が社員から惚れられるということだそうです。
周りから信頼される人になるということが大切だということです。
そして信頼されるには何が必要かというと、何かを成し遂げること。
身近にあるものでかまわないそうです。
それをやってみて、自分の資質を確かめてみることだそうです。
とてもいいこと聞いたと思いました。
そしてとても感動しました。
こんな感じは松井道夫以来です。
講義というのはライブです。
本を読むよりずっと感動します。
今ものすごくやる気が出ています。
こういう状態はそうない状態です。
なんだかものすごく集中力があります。
これが感動したというものでしょう。


今コミットします。
1年で弁理士試験合格します。
これで自分の資質を計ってみたいと思います。
自分がどれだけできるのか、結果が1年後、確実に出るのでやってみたいと思います。