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昨日は株式会社ネクシィーズグループ(Nexyz.Group)近藤太香巳さんお探しのページは見つかりませんでした|株式会社ネクシィーズグループ(Nexyz.Group)が来ました。
この人の話は、なんかもうマシンガンみたいでものすごかったです。
テンポがいいから面白い話だと会場は大爆笑。

で、どんな話かというと、

今の世の中には情報がありすぎる。
そして人は、「考えて」「考えて」「考えて」「動けなくなる」そうです。

だから、動きながら考えるのがいいと。

三流は期待されない。
二流は期待されてできない。
一流は期待されてできる。
超一流は期待を超える。
その気持ちでがんばるんだと。
仕事をするときでも、必要なのは「創造」と「工夫」
仕事を与えられたら、そのままの結果を返すのではなくて、期待を超えて「創造」と「工夫」をして上司に返すと。

なかなかいいこと言いますね。


で、この人はとにかく若い時はがんばることを嫌いました。
フリーターで、220万の車を17回ローンで買ったんです。
納車の日に六甲山に行って事故って車はパーに。
やる気を失いニートに。
友人に「終わったな」
彼女に「甲斐性なし」
と言われて、
友人の間で、
A「俺、もうだめだよ」
B「そんなことないよ。近藤よりはましだよ」
A「そうだな。まだ大丈夫だ!」
とまで言われたそうです。
ある日、彼女がバスガイドでがんばっている姿を見て、「俺もがんばろう」と思って、なんとなく求人雑誌を見たら
「誰にでもできる、簡単な仕事。NTT関連。人生を変える価値ある仕事。平均月給40万以上。」
という、いかにも怪しげなコピーに飛びつきました。
ネクタイも締めずに面接に行き、面接官の態度は厳しい。
そして質問で、
「尊敬する人は?」
と聞かれ、彼は何も思いつかず
「トムソーヤです」
と答えたら、後ろから上司が出てきて
「面白い!採用!」
ということになったそうです。
当時、電電公社が民営化して、ダイヤル電話からプッシュホンに変わる頃で、その会社はプッシュホンのセールス会社でした。
この仕事は営業で、とてもきつくかったそうです。
そしてプッシュホンは当時は約20万。
しかもセールスマンということで100軒中99軒は話も聞いてくれないというぐらいだったそうです。
給料は完全歩合で、契約0だったら給料も0。
同期に50人入ったんですが、48人がやめたそうです。
しかし、彼はこう思ったそうです。
「できなかったらどうしよう」
よりも
「できたらすごいぞ!」
と。
右のポケットに手鏡を入れたそうです。
常に顔を見て笑顔でいること。
顔がやつれている営業マンからなんて誰も買ってくれないだろう、ということです。
そして左のポケットには欲しい車の写真を入れたそうです。
断られるたびにこの写真を見て
「がんばろう」
と思いなおしたそうです。
で、彼はその会社で一番の営業マンになり、そのうちに独立します。
そして裏切られたりしながらネクシィーズを作ります。
そして上場して今に至る、ということです。
詳しくは彼の本に書かれています。

彼の本を読んだのですが、とても読みやくすぐに読めてしまいます。

せっかくだから質問しました。
僕「近藤さんの本を読んだんですけど、この中で営業力が大事だと書いてありました。
僕は学生なんですが、学生でも営業力を磨くにはどうすればいいですか?
お願いします」
近藤「え、学生でも!?(苦笑)うーん、そうだなぁ、営業で大事なのは『表現力』だね。
例えば、僕はタクシーに乗るときでも、運転手とずっと会話しようとしてる。
会話が途切れて運ちゃんに『こっちの方向でいいですよね』
なんて口を挟まれたら負けだと思ってる。
あと、文章を書くときでも、あるものの紹介文を500文字で書いたとする。
でもこれを300文字で同じ質で書ければこっちのほうが質が高いよね。
そういう表現力も大事だね。」





この人はかなり熱い人でした。
そしてなんだかやる気が沸いてきました。