To be continued
この前授業で数学がわかるようになるという内容の授業をやりした。
数学ができるようになるんではありません。
わかるようになるんです。
というのは、「そもそも数学で使う数式とは何なんだろうか?」
というところからはじまりました。
僕は数学を高校3年間避けてきたので理解できるか不安でした。
まず、「貴方/貴女は、次の数式をどう読みますか? 正しく読めますか?」というのからはじまります。
これです。
a+b = c
「a+bイコールc」
「え?それは、日本語ではありません。正しい日本語ではありません。
正しく読むということは、本来の日本語で読むということなのです。
それでは、貴方/貴方は、次の数式を英語で読むことができますか?
a+b = c
"a plus b equals c." or "a plus b is c."
ほら、ちゃんと正しく読めたでしょう。
ところで、a + b = c
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ←記号と単語が正しく対応している。
a plus b equals c.
このように、数式とはひとつの文を記号の列に置き換えたものなのです。
つまり、数式とは、本来、ひとつの文なのです。
さて、上の数式を正しい(本来の)日本語で読むと、次のようになります。
a + b = c
「aにbを加えるとcになる」
ところが、a + b = c
↓ X X ←記号と単語の対応bにずれがある。
aにbを加えるとcになる。
これでは、数式は日本語の文になっていません。(日本語に対応していません)
これを正すには、数式自体を次のように変える必要があります。(ついでに言うと、数式にはピリオドが必要になります)
oops、これを書いていたら1時間経ってしまいました。
次回に続きます。