X−men ファイナルデシジョン
昨日学校に行ったら「打ち水大作戦」とかいって生徒が水を撒いていました。
テレビとかも来ていましたが素通りです。
なぜかと言えばこれですよ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060706-00000004-flix-ent
とあり、完結編とか書いてありますが、全くでたらめです。
見ないほうがいいです。
後味が悪い。
唯一よかったのはレベッカ・ローミンが出ていたことですか。
『ファム・ファタール』以来でした。
群を抜く美人です。
で今後、映画代の1800円、レンタル代の300円を浮かす、あるいは1時間45分を無駄にしないために内容を書いておきます。
アメリカンコミックで有名なエックスメンというのが原作の映画です。
そう遠くない未来、人類の中から突然変異を持った人が続々と生まれてきます。
その人たちは、天気を操れたり、体から金属の爪が出てきたり、氷や火、磁石を操れたり、変身出来たり、ビーム出せたりなんでもありの世界です。
そして、人類はこの人たちを『ミュータント』と名づけます。
ミュータントは人とあまり変わらず、特殊能力があるだけです。
しかし、恐怖を持った人間が彼らを迫害し始めます。
第1作はこれに怒ったミュータントが人類を滅亡させようと行動するんですが、人間と共存しようとするミュータントと対立、バトルになり、ぎりぎりで共存派が勝ちます。
共存派が『エックスメン』です。
滅亡派は『ブラザーフッド』です。
第2作を僕は見ていません。
今回は第3作で、ミュータントの突然変異を無くす治療薬『キュア』が開発されました。
しかし、そのころの世界ではミュータント省というのも出来ておりミュータントの地位も少しずつ認められていました。
しかし、キュアが発表されるとやはり普通になりたいミュータントが注射を受けに行きます。
一方、それに反対するミュータントがデモを広げます。
ブラザーフッドはこれに危機感を覚え、再び人類を滅亡に導こうとします。
しかし、エックスメンはこれを阻止すべく立ち向かいます。
戦いのさなか、エックスメンの精神的支柱である『チャールズ』という人物も死んでしまった。
しかし、アルカトラズ島の戦いで見事、敵のボスである『マグニートー』にキュアを打ち込み無力化することに成功します。
マグニートーの力は強力で、彼は磁力を操れるので車や銃、建物など、金属を使っているあらゆるものを自在に操る強敵でした。
世界に平和が訪れました。
しかし、エンディングで、一介の老人になってしまったマグニートーが老人チェスクラブで、一人チェス盤に向かっています。
駒は金属で出来ています。
彼はそっと手をかざしてみる。
すると、なんとピクッと駒が反応したんですよ。
同時に、エックスメンの一人の意識に声が聞こえます。
その人はその声の主の正体に気がつきます。
「チャールズ!!?」
といった瞬間に映画が終わります。
どう考えても完結してません。
僕はこういう作品は嫌いなんですよ。
昔、『エックスファイル』という作品がありまして、それと似てるんです。
宇宙人が地球に基地を作っています。
FBI捜査官のモルダーが彼らの基地を壊滅させます。
しかし、最後には巨大に宇宙船が上空を飛んで逃げていき、
モルダー「なんてことだ。こんなのは序章にすぎなかったんだ!!」
と言っていつも終わるんです。
エックスファイルは続編が次々出てきて途中であきました。
それみたいな感じなのがエックスメンですね。
そういえば『エックス〜』という名前からして似ているっていう…